常に独創的なデザインのテントを産み出しているゼインアーツが買い求めやすい低価格を意識して開発したテントKUKU-1(クク1)とKUKU-2(クク2)
低価格を実現するために、ゼインアーツの特徴である今までに無いものを産み出すといったゼインアーツらしさは失いつつも、機能の肉抜きと流通をゼインアーツのオンラインストアに限定することで驚きの39,800円という価格を実現し、良いものをお手頃価格でというコンセプトはしっかり維持した革命的なモデルとなっています。
ゼインアーツ KUKU-1(クク1)を見ていきましょう。
アイキャッチ画像出典 ZANEARTS
低価格を意識して開発されたテント
開発者の小杉氏によると、円安による物価高や、コストの高騰で日常品や食料品の値上がりが続く中、「こんな状況でテントなんて買うわけないじゃん」と思い、価格の安いテントの開発に乗り出したという。
価格を抑えるためにクク1にはどのような工夫がされているのでしょうか。
その一つはテントの生地です。
通常のゼインアーツのテント生地には格子柄のリップストップ生地が使用されていますが、ククには市販のテント同様にポリエステルタフタが使用されています。
そして大きいのは流通のコストを抑えること。
販路をゼインアーツのオンラインストアに限定することで、流通にかかるコストを抑え、この低価格が実現できたと言うことです。
これによるデメリットは、実店舗で実際にククを目で見て触ったりすることが出来ないことでしょう。
KUKU-1はドームテント
KUKU-1は4人家族での使用を想定したドームテントとなっており、一方KUKU-2は4人〜5人家族での使用にオススメできる2ルームテントとなっています。
クク1にはやや広めの前室はありますが、家族がテーブルや椅子を広げるにはターなど別にリビングスペースを作る必要があります。
クク1にはスカートはなく、寝室と最低限の前室という機能を限定したモデルとなっています。
設営がシンプルなフレーム構造
ククにはシンプルなフレームワークが採用されており、先にフレームを起こしてから生地をフックで吊り下げるという、非常にシンプルな組み立て手順で、1人で簡単に設営できてしまう簡単さも魅力です。
テントの設営なんてやったことない初心者の方でも迷わずに形にできてしまうシンプルな作りとなっています。
どんなユーザーにオススメのテントか
クク1は、その設営手順のシンプルさと低価格から、キャンプを初めてされる方にオススメしたいテントです。
正にメーカーのコンセプトどおりに、物価の高騰が続く中、キャンプにお金をかけている余裕がないという方にもお手頃な価格で買ってもらえるテント、それがクク1でしょう。
是非クク1を買って、スムーズにキャンプを楽しんでもらいたいですね。
また、暖かい時期のテント&タープスタイルのテントとして、既にキャンプを楽しまれている方にもオススメのテントとなります。
クク1 商品詳細
- [本体x1]:75Dポリエステルタフタ・フッ素加工・PU加工(耐水圧1,500mm)
- [インナーテントx1」:ウォール/68Dポリエステルタフタ
- ボトム/150Dポリエステルオックス・PU加工(耐水庄1,500mm)
- [フレーム一式」:A6061.$14.5mm・•13mm
- [3mロープx2]:ポリプロピレン・中3mm
- [2mロープx10]:ポリプロピレン・中3mm
- [ペグx22]:ステンレス・20cm
- [キャリーバッグx1]:150Dポリエステルオックス/71x27x25 (h) cm
- [ポールケースx1]:150Dポリエステルオックス
- [ロープケースx1」: 150Dポリエステルオックス
- 重量:10kg(ペグを含まない)
まとめ
ゼインアーツのクク1は全く他社のテントに見劣りする事なく、流通のコストを抑える事で低価格を実現した革命的なテントとなっており、価格の高騰により陰りの見えるキャンプ業界に一石を投じる、業界の未来を賭けたテントにもなっています。
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