アルペンアウトドアーズとコールマンの共同開発により生まれた、VC(バリューコットン)の2ルームテント、VCワイド2ルームSTDが、ホワイトカラーになって再登場です。
前回ダルゴールドカラーで登場し、大注目を浴びたアルペンアウトドアーズとのコラボテント、VCワイド2ルームSTDが、なんと今回はホワイトカラーのデザートサンドカラーとして生まれ変わりました。
コールマン、VCワイド2ルームの生まれ変わった点をチェックしていきましょう。
デザートサンドカラー
前回のダルゴールドカラーに引き続き、限定カラーとなるデザートサンドカラーとして今回再登場しました。
近年キャンプシーンで注目を浴びているホワイトカラーとなるデザートサンドカラー。スノーピークでいうアイボリーカラーで、グランピングのイメージが強く、非常に高級感のあるカラーリングとなっていて、さらにバリューコットンのテント生地はポリエステルのシャカシャカした安っぽさはなく、ノルディスクのアスガルドのように存在感のあるテントになっています。
フレームとガイロープがブラックカラーとなっており、より一層カッコよく仕上がっています。
前作からの変更点
前作のダルゴールドカラーとの変更点は、ただのカラー違いというわけではありません。以下に変更点をご紹介。
入り口のキャノピーを巻き上げた時に止めるトグルの数が増えており、真ん中が少し垂れてきてしまうのを解消しています。これに伴って、キャノピー張り出し時に根元のたるみを取り除くハイビューシステムが廃止されています。
また、ガイロープに反射材が入るなど、細部のアップデートも行われています。
ベースとなるSTDはウェザーマスターシリーズの時から人気のテントで、完成度の高さもあり、大きな変更はされていません。
VCバリューコットンとは
コールマンとアルペンアウトドアーズのコラボモデルで採用されているVC(バリューコットン)素材とは、TC素材同様にポリエステルにコットンを混紡した生地で、TCがコットン35%ポリエステル65%ですが、VCはコットン60%ポリエステル40%と、TCよりもコットンの比率が多い、よりコットンに近い素材となっています。
特徴としてはコットンの難燃性に加え、遮光性の高さと通気性の高さがあり、オールシーズンの使用に適した素材となっています。
気になる雨対策ですが、VC生地に高い撥水加工を施しているのと、ルーフフライシートにポリエステル素材を使用する事で、雨でも安心して使える仕様となっています。また、ルーフフライシートはテックスファイバー生地で、コットンライクな見た目でVC生地との違和感がなく、ポリエステル素材に気づかないくらいです。
TC等のコットン素材を使用したファミリーサイズの2ルームテントは市場に数が少ないので、コットンテントをお探しの方には、デザートサンドカラーの見た目も含めて是非使ってもらいたいテントになっています。
商品詳細
■素材:フライ/コットン60%混紡ポリエステル
インナー/68Dポリエステルタフタ
フロア/210Dポリエステルオックスフォード
ポール/アルミ合金
■使用時サイズ:テント/約325×570×200cm、グランドシート/約270×205cm
■収納時サイズ:約80×35×30cm(テント)
■重量:テント/約22kg、グランドシート/約700g
■付属品:ルーフフライ、ペグ、ロープ、収納ケース
■定員:4~5名
■耐水圧:フロア/約2500mm、ルーフフライ/約1500mm、グランドシート/約2000mm
■仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、スカート、ランタンフック、ストームガード
■生産国:中国
■2023年モデル
まとめ
アルペンアウトドアーズとコールマンが共同開発のコラボテント、VCワイド2ルームテントがデザートサンドカラーにリニューアルして再登場です。前作のダルゴールドカラーからの変更点も多少あり、更にブラッシュアップされております。
コメント