コールマンの2024年新作テントで、トンネル型のコンパクト2ルームテント、トンネル2ルーム/240とトンネルシェルター/240の2種類が発表されています。
サイズは全く一緒のこの2つのテントにどんな違いがあるのでしょうか?
まとめてみましたので見ていきましょう。
アイキャッチ画像出典 Coleman
どちらもトンネル型の2ルームテント
トンネル2ルームとトンネルシェルターという名称で分けられていますが、どちらもトンネル型のコンパクトな2ルームテントです。
テント本体のサイズは、どちらも約520cm×260cm×高さ180cmとなっており、寝室とリビングが分かれたやや小さめの2ルームテントとなっています。
インナーテントのサイズはどちらも240cm×240cm×高さ150cmと、2人〜3人までの使用が最適なサイズとなっており、テントのサイズ感としてはDODのカマボコテント3Sにかなり近いサイズ感となっています。
フレームが3本でトンネル形状を成し、天井にもう1本補強となるセンターリッジポールが入る計4本のフレームで形成されており、比較的設営が簡単にできるのが特徴で、センターリッジポールと、完全な長方形のフロア形状がテントの剛性を産んでいます。
機能的にはフルクローズ、フルオープン、フルメッシュが可能なドアと、フルスカート仕様。
さらに入口側とインナーテントの後方側の上部ベンチレーション部分には別売りのリバーシブルファンベンチレーションを取り付けする事が可能となっています。
このように、必要な機能はしっかり備えており、共通点の多いこの2つのテントですが、どこに違いがあるのでしょうか。
トンネル2ルームとトンネルシェルターの相違点
トンネル2ルームに対して価格の高いトンネルシェルターには、トンネル2ルームにはない機能が備わっています。
トンネルシェルターはルーフフライが付属
トンネルシェルター240の方にはルーフフライというもう一枚の生地が付属しており、テントの上部に取り付けれるようになっています。
このルーフフライは、マジックテープでテント本体に取り付けできるようになっており、跳ね上げはもちろん、取り付け位置をずらす事ができ、自由な位置調節が可能となっており、天候に応じて自由にアレンジできるという、今までのテントにはなかった新しいタイプのルーフフライとなっています。
ファスナー連結式インナーテント採用
トンネルシェルター240のインナーテントは、トンネル2ルーム240が従来の吊り下げ式でインナーテントを取り付けするのに対し、ファスナーで連結するファスナー連結式インナーテントを初採用しており、テントとインナーテントの固定面が多い事でテント全体の強度がアップ。強風時のテントの揺れを軽減してくれます。
実はポールパターンに違いあり
この2つのテント、トンネル2ルームとトンネルシェルターは見た目は同じに見えますが、実はポールの角度や、リッジポールの長さなどに違いがあり、トンネルシェルターはテント天井部にシームテープ加工がされておらず、ルーフタープの使用を前提とした仕様にもなっています。
こういった仕様の違いがあることから、気になるルーフシートをトンネル2ルームに併用できないかといった問い合わせは、不可ということになります。
SPEC
■本体サイズ: 約520×260×180(h)cm
■インナーサイズ: 約240×240×150(h)cm
■収納時:約φ30 x 70cm
■材質:フライシート/ポリエステル(耐水圧約2,000mm)、インナーテント/ポリエステル、フロア/ポリエステルオックス(耐水圧約2,000㎜)、メインポール/アルミ、キャノピーポール/スチール
まとめ
コールマン2024年の新作テント「トンネル2ルーム/240」と「トンネルシェルター/240」は、形状やサイズなどの基本スペックは全く同じです。
価格の高い方のトンネルシェルター240には可動式ルーフフライとファスナー連結式インナーテントという新機能が盛り込まれており、展示会でも一際注目を浴びるテントとなっています。
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