ダウンシュラフで人気のメーカーNANGA(ナンガ)のアルペンアウトドアーズ別注モデル「オーロラ アルペンオリジナルモデル」がアルペンアウトドアーズ店舗とアルペングループオンラインストアで発売されています。
初めてのナンガのシュラフを買うのに丁度良いスペックとなっていて、価格は税込38,500円〜とナンガのシュラフの中ではお手頃な価格設定となっています。
このアルペンオリジナルモデルは550、750に900、そして1100までがラインナップされ、春から厳冬期のキャンプまで対応できる幅広いラインナップも魅力となっています。
その気になるナンガのアルペンアウトドアーズ別注オリジナルモデルをチェックしていきましょう。
アイキャッチ画像出典 AlpenOutdoors
アルペンオリジナルモデルはなぜ安い?
アルペンオリジナルモデルが安い理由は、スペックを落としているからです。
現行のNANGAダウンシュラフはオーロラテックスライト(通称オーロラライト)が主流となっていますが、オリジナルモデルはライトではないオーロラテックスを使用しています。
オーロラテックスとは?
シュラフ表面のナイロン生地に多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施し、耐水圧20,000mmの防水性と6,000gの透湿性の防水透湿性能を持たせています。これによりシュラフカバーが不要のダウンシュラフとなっています。
何故ダウンシュラフの生地に防水透湿性を持たせているのでしょう?それは、雨・雪・結露等によってダウンが濡れて保温力が低下するのを防いでいるのです。
オーロラライトとオーロラの違い
アルペンオリジナルモデルのオーロラはオーロラライトよりも生地に厚みがあり、重量があります。
オーロラライトは名前の通り軽量となっていて、オーロラが40Dの表生地、20Dの裏生地を使用しているのに対して、オーロラライトは表裏共に15Dの薄い生地を使用し、裏地は引き裂き強度のあるリップストップナイロンを使用しています。
また、ダウンの質に違いがあり、オーロラライトが760FP(フィルパワー)のスパニッシュダックダウンを90%フェザー10%使用しているのに対して、
アルペンオリジナルオーロラはホワイトダックダウンを80%フェザー20%使用しており、ダウンの質が劣り、暖かさが劣るフェザーの割合が増えているのです。
このような生地やダウンの質がオーロラライトよりもスペックダウンしていることにより安いなっているのです。
とはいえ、登山とかではないキャンプでの使用では全く問題ない高いスペックのダウンシュラフを維持しています。
アルペンオリジナルモデルのラインナップ
オリジナルオーロラ550
650フィルパワーの良質なホワイトダックダウン80%フェザー20%を550g使用した春〜秋の3シーズン対応シュラフとなっています。対応温度は-5度〜
既製品のオーロラ500と似ていますが、裏地が20Dナイロン、全面ボックスキルト構造など若干異なるスペックになっています。オーロラ500は40Dナイロンで下面がシングルキルトとなり対応温度は1度〜ですので、今回のコラボシュラフのオーロラ550は下面もボックスキルトという事ですから、やや暖かいシュラフと言えるでしょう。
オリジナルオーロラ750
ダウンを750g使用した、対応温度−12℃のモデル。冬場のキャンプで使用可能なハイスペックダウンシュラフ。
オリジナルオーロラ900
ダウンを900g使用し、−12℃に対応。真冬のキャンプもこれで安心なモデル。
オリジナルオーロラ1100
ついに厳冬期対応の1,100gダウンを使用したモデルも登場。対応快適温度は−12℃のこのスペックで価格は税込52,800円と高いコストパフォーマンスのダウンシュラフです。
その他NANGAならではの高い機能
ショルダーウォーマー&ドラフトチューブ採用
ショルダーウォーマーが肩口からの冷気を防ぎ、ドラフトチューブがファスナー部分からの冷気を防ぐので、より保温性の高いシュラフになっています。
NANGAダウンシュラフの永久保証付き
出典 NANGA
今回の限定コラボシュラフ オーロラ全種類もナンガのダウンスリーピングバッグの永久保証の対象となります。
期間を限定せずに永久に修理保証をしてくれるので安心ですね。但し全ての修理が無料となるわけではありませんのでご注意ください。
まとめ
ナンガとアルペンアウトドアーズの限定コラボシュラフ「オーロラ550ブラックコヨーテ」はブラックとコヨーテのカラーがカッコいい限定モデルとなっていて、始めてのナンガのダウンシュラフに丁度良いスペックとなっています。
サイズはレギュラーサイズのワンサイズのみで、通常のレギュラーサイズよりやや大きめ(180cmまで)となっています。
購入はアルペングループオンラインストアから
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