普段使いからハイキングにおすすめのザック、オスプレーのハイクライト28
機能面豊富な日帰り登山に使えるザックをお探しの方にはおすすめのザックですが、実際に木曽駒ヶ岳の日帰り登山に使用してきた使用感をレビューいたします。
結論を先に言いますと、日帰りの軽装登山には最適ですが、寒い時期や気温の低い高山では別のモデルが良いかもしれません。
オスプレー ハイクライト28の良かったところや悪かったところも実際に使用してわかりましたので紹介いたします。
オスプレー ハイクライト28の特徴
28リットルの容量で普段使いから使える
容量は28リットルと、少なすぎず、短時間の日帰り登山なら充分なサイズ。
普段使いにも良いサイズで、ノートPCなんかも入れることができるインナーポケットもあり、パネルローディングのメリットを活かした荷物へのアクセスのし易さもあって、普段使いでもストレスなく使えます。
背面のフレームとベンチレーション
背面にはエアスピードサスペンションという機能が備わっています。
日帰りスペックですが、フレームが入っており、荷物が型崩れしにくく重さを分散してくれるので背負いやすいです。
ウエストベルトを使って荷重を分散することも出来るので、重たい荷物でも軽いフィーリングで背負う事が出来ました。
写真のように背中に当たるメッシュの生地とザックの背面との間に空気が抜ける空間をフレームが作り出してくれています。
これにより背中が蒸れにくく、汗ジミが付きにくくなっていて非常に快適です。
ただ、暖かいときは背中に風が通り抜けるのを快適に感じますが、今回使用してきた木曽駒ヶ岳のような標高の高い高山の山頂付近は気温が低く、背中に冷たい風が吹き抜けるので背中が寒く感じてしまいました。
背面長のサイズ展開がある
ハイクライト28には背面長のサイズ展開があり、S/MとM/Lの2サイズから選べます。
日帰りスペックのザックにはサイズ展開が無いものが多く、身長のある私ではウエストベルトの位置が高い位置になってしまったり、納得のいくザックがなかなか見つからなかったのですが、ハイクライト28のM/Lサイズは私にピッタリで、購入するきっかけとなりました。
1kg未満で軽量
重量は購入したM/Lサイズでも0.98kgと1kgを切っており、フレームがある割には軽量です。
ザック本体も軽く、フレームや身体のサイズに合わせたフィッティングが出来るので、非常に軽いフィーリングで登山を楽しむ事が出来ます。
ハイクライト28の良かったところ
日帰り登山やハイキングで使用するザックとしては背面長のサイズが選べたり、フレームが付いていたりと結構本格的なザックとなっているのが良いところで、私としては、自分合ったサイズを選べたので、重さを負荷に感じる事なく快適に登山を楽しめました。
また、山頂では雨が降っていましたが、付属のレインカバーで中の荷物は濡れずに済んだのも良いところでした。
登山以外の普段使いでも使えるのも良いところで、軽くて見た目もスッキリしているので違和感なく使えています。
背面のエアスルーもザックを背負うと背中に汗をかく私にはとても快適に感じました。
ハイクライト28の悪かったところ
悪い評価は正直ありませんが、あえて言うなら背面のエアスルーが寒いところで使用すると背中が寒く感じるところです。
あとは価格が¥22,000と高い設定ですが、ご紹介した備わっている機能面を考えれば納得と満足の価格でした。
各種ディテール画像
キークリップ付き上部ポケット
ハイドレーションスリーブ
ヒップベルト右のポケット
ヒップベルト左のストレッチポケット
フロントストレッチポケット
両サイドのストレッチメッシュポケット
レインカバー
まとめ
オスプレーのハイクライト28は、普段使いからハイキングや日帰り登山まで使える軽量ザックです。
本格的な機能面を持っているのが特徴で、背面フレームやエアスルー構造、2種類のサイズ展開など、欲しい機能を備えた手頃なザックとなっています。
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