ソト2024年の新商品、CB缶を燃料とした登山用のシングルストーブで、ソトの人気ストーブST-310の低重心の安定感と使いやすさを引き継ぎながら軽量化を求めた話題の新商品で、同じく新商品のCB TOUGHボンベと組み合わせる事で、低温下でもOD缶と同様に安定した火力で使うことができるモデルとなっています。
SOTOのレギュレーターストーブST-350トライトレイルを見ていきましょう。
アイキャッチ画像出典 SOTO
CB缶を燃料とする登山用ストーブ
ST-350トライトレイルは燃料にCB缶を使用する登山用ストーブで、ソトの人気ストーブST-310の低重心で安定感のある使いやすさは引き継いだまま、登山で持ち運びしやすいように改良を加えたモデルとなっています。
軽量化
ゴトクの数を4本から3本に減らし、素材をチタンにするなど、ST-310の330gに対してST-350は135gという軽さを実現。
コンパクト性
収納時のサイズも、
ST-310の収納サイズ幅140×奥行 70×高さ110mm に対して
ST-350は幅112×奥行 47×高さ113mmとコンパクトになっています。
耐風性
ソトのシングルストーブ、SOD-310ウインドマスターで使用されている耐風性の高いバーナーヘッドの構造を採用。風にも強い仕様となっています。
このようにST-350トライトレイルは、ST-310の使いやすい形状をできるだけ維持したまま登山に持っていきやすいように軽量化したモデルとなっています。
CB TOUGH対応機種
ガスの成分と圧力をOD缶と同様にし、-5℃の寒い環境下でも火力不足に悩まされる事なくOD缶と同等の使い方ができるCB缶、CB TOUGH(シービータフ)も同時に発売され、ST-350はこのCB TOUGHの対応機種となっています。
このCB TOUGHボンベとの組み合わせることでOD缶モデル同様に高地かつ低温下でも安定した火力で使う事ができます。
このCB TOUGHはOD缶と同等の性能を持ちながらOD缶よりも軽量で低価格となっており、CB缶の革命的存在となっています。
このCB TOUGHはキャップにも独自の工夫がされており、突起が抑えられた事で荷物の中でキャップが取れにくくなり、
使用時に外したキャップはガス缶の後部に付けておく事が出来るという無くしにくい仕様にもなっています。
CB タフをST-310に使ってみた
持っているST-310にCBタフを装着してみました。
見た目もコンパクトになって凄くかっこいいです!
使用しても問題なく、メーカーのホームページにもCBタフの適合機種としてST-310が追加されているので、問題なく使用できます。
これでますますST-310の活躍幅が増えそうですね!
今度は登山でこの組み合わせを試してみようと思います。
ST-350商品詳細
- 製品サイズ幅138×奥行156×高さ111mm (使用時・本体のみ)
幅112×奥行 47×高さ113mm (収納時) - 重量135g(本体のみ)
- 材質バーナー/器具栓つまみ/点火レバー:ステンレス
ゴトク:チタン
ボンベホルダー/点火スイッチ:樹脂
収納ポーチ:タイベック - 生産国日本
- 発熱量 ※12.6kW (2,200kcal/h) (ST-760使用時)
2.6kW (2,200kcal/h) (ST-711使用時)
2.6kW (2,200kcal/h) (ST-712使用時) - 使用時間 ※2約1.5時間 (ST-760を1本使用時)
約1.0時間 (ST-711を1本使用時)
約1.3時間 (ST-712を1本使用時) - 使用燃料新富士バーナー製品専用容器 (ST-711、ST-712、ST-760、ST-700)
- 点火方式圧電点火方式
- 付属品収納ポーチ(素材:タイベック)
- 耐荷重2kg
まとめ
SOTOの2024年新商品のレギュラーターストーブST-350トライトレイルは、ST-310の低重心で使いやすい形状を維持しながら、ゴトクの数を減らしチタン素材にする事で軽量化。ウインドマスターのバーナーヘッドで耐風性も備えたCB缶を燃料とする登山用ストーブとなっています。
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