フライシートと地面をつなぐガイロープを省いて、フライシートのボトム6箇所をしっかり地面に固定することで既存のテント同様の十分な耐風性を備えたソロ・デュオテント、ウィンゼル2の登場です。
ロープレスにする事で、設営にかかる時間や身体の負担を軽減した新しい仕様のテントです。
アイキャッチ画像出典 snowpeak
ガイロープ無して十分な強度を実現
ウィンゼル2はフライシートから地面に固定するためのガイロープを必要とせず、6方向に伸びたフライシートのボトムを地面にしっかりと固定することで強度が保たれる新仕様が採用されたドーム型テントで、他のテント同様に十分な耐風性を備えたスノーピークの新作テントとなっています。
ロープレスにすることで、設営に必要とするペグの本数が減り、設営にかかる時間の短縮と、身体の負担を軽減してくれる新しいコンセプトのテントとなっています。
フルクローズ時のペグ最低使用本数は14本となっており、インナー6箇所、フライ8箇所で使用します。
ペグは付属してないので、別途用意する必要があります。
フライシートを跳ね上げする際に3本のペグが追加で必要となります。
風が抜ける快適なテント
インナーテントには四方に大きなメッシュ窓があり、天井にも大きなメッシュがあるので、インナーテントとフライシートの間を風が通り抜ける、通気性の高い仕様となっています。
ウィンゼルという名前は風を感じる帆という意味が込められており、正にその帆のような形状と通り抜ける風を感じやすい構造がこのテントの特徴となって現れています。
タープの様に跳ね上げれる前室パネル
ウィンゼルの前室は跳ね上げるとウイングタープを連結したかのようにリビング空間を拡張する事ができ、大人2人がゆったりとくつろげる空間をテント前面に作り出す事が出来ます。
跳ね上げには別売りのポールが必要で、ウイングポール210が推奨されています。
ウィンゼル2のスペック
- 重量5.1㎏
- 収納サイズ60×30×25(h)cm
- セット内容テント本体、本体フレーム(×2)、前室フレーム(×1)、リペアパイプ、リペアロープ、リペアゴムロープ、オプショナルロフト、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
- 対応人数2名
- フライ耐水圧3,000mmミニマム
- ボトム耐水圧1,800mmミニマム
まとめ
スノーピーク2024年新商品のウィンゼル2は、”風を感じる帆”という意味を込めて付けられたように、風通しの良さと、前室を跳ね上げた形状が特徴的なソロ・デュオサイズのテントとなっています。ガイロープを必要としないロープレスの新仕様も注目のドームテントです。
コメント