コールマンの大人気2ルームテント、タフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+が更に進化してタフスクリーン2ルームエアーになりました。
皆さんもキャンプ場で1度は必ずこのシルバーカラーのテントを見たことがないですか?もしかしたら1回どころではないかもしれません。それほど売れに売れているコールマンの超人気テントが更に進化したのです。
エアーになって何が変わったのか?タフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+との違いは?進化してさらに涼しくなったダークルームシリーズのテント、タフスクリーン2ルームハウスの進化した点をピックアップしてみましたのでご紹介していきます。
アイキャッチ画像出典 Coleman
エアーになって進化した点
タフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+が、タフスクリーン2ルームエアーMDX+/LDX+になって何が変わったのでしょうか。エアーという文字が追加になったのだから、通気性の面で変化があったのが想像できますね。変更点を以下にまとめました。
ワイドメッシュになり通気性が向上
寝室部のメッシュにワイドエアメッシュを採用。従来のメッシュと比べて網目を大きくして通気性を向上、約1.5倍の通気性UPを実現しています。
もちろんしっかり虫は通さない網目のサイズになっているので、蚊などの羽虫の侵入を防ぎながら、より多くの空気を通してくれるので虫の多い夏場でも安心してメッシュにすることができます。
メッシュの大きさのイメージは一般家庭で使われている網戸と同じ大きさだそうで、意外にも従来のよくテントで使われているメッシュの網目サイズは小さく、風をかなりブロックしてしまっているということなのです。
別売りのファンを搭載可能に
インナーテント内のベンチレーションに、別売りのリバーシブルファンベンチレーションが搭載可能となりました。このリバーシブルファンベンチレーションとの組み合わせにより、インナーテント内の空気の循環が容易になりました。
インナーテント上部のメッシュにこのリバーシブルファンベンチレーションを取り付けることができるパーツが
追加され、テントの上部から空気の循環を促し、テント内にこもった熱や湿気を排出し、温度と湿度を素早く下げて蒸し暑いテント内を快適にしてくれます。
扇風機のように風を受けて体感的に冷やす効果と、換気扇のようにテント内の熱や湿気を外に吐き出す2WAYの使い方で、テント内を涼しく快適にしてくれます。
このリバーシブルファンベンチレーションは市販のモバイルバッテリー(USBタイプA )で使用でき、10,000mAhのモバイルバッテリー使用時で約6.5時間(High) 約9時間(Low)連続使用が可能です。
暑すぎる夏場のキャンプは想像を絶する不快感で、今後もテントにこういった機能をテントに追加するメーカーも増えてくると想像できます。暑い夏のキャンプを少しでも快適にしたい方には是非お勧めしたいテントです。
サイズやその他のスペックはそのまま
その他の主なスペックは変更ありません。ある意味完成されたタフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+ですので、その他は変更なしでそのままの使いやすさを維持しています。
特にインナーテントの300cm×250cmという長方形がインフレーターマットなどを敷きやすく、コールマンのインフレータブルマットハイピークのダブルがちょうど2枚収まるサイズ感となっており、4人家族で使いやすいのが良いところでしょう。
MDXとLDXでテントのサイズが違う
コールマンのテント名に入っているMDXやLDXはテントの大きさに関係しています。
MDXはMサイズ、LDXはLサイズと思ってもらって大丈夫です。
タフスクリーンエアーでは引き続きMDX+とLDX+の違いはリビングのサイズとなっており、LDX+はリビングのフロアサイズの長さがMDX+と比較して50cm長く、幅が25cmワイドになっています。
インナーテントのフロアサイズはMDX+でもLDX+でも同じサイズになっていて、テントの高さがややLDXの方が高くなっています。
テント設営の労力や必要なサイトのスペースはMDXでもLDXでもさほど変わらないので、サイズで迷われる方は、テントの中を広く使えるLDXをオススメします。
夏中心にキャンプをする方にオススメのテント
ダークルームテクノロジーを採用している、名前の最後に+が付くコールマンのプラスシリーズは、遮光性の高い生地と夏場に安心の通気性が特徴で、お子様の夏休みにキャンプによく行かれる4人〜5人のファミリーにオススメのテントです。
2024年もこのタフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+エアーは引き続き定番モデルとなっており、安さ重視ならタフ2ルーム/3025がお勧めでき、オールシーズン対応のグレードアップモデルはタフ2ルームDX/3025がお勧めという具合に各モデルに明確な違いが設けられています。
ダークルームのテントは冬使えない?
これだけ夏特化の機能を備えたタフスクリーン2ルームハウスMDX+/LDX+のダークルームテクノロジーを採用したプラスシリーズのテントは夏にいいのは分かったけど、冬は使えないの?といった質問がよくありますが、結論は冬でも使えます。
但し、やっぱり冬キャンプを想定した機能追加はされていませんので、冬でも使えるといったテントと比較すると、冷気の吹き込みを抑えるスカートが寝室側に無かったり、暖かい日差しを必要以上にカットしてしまったりといった、冬キャンプの不得意さはあります。
夏より冬にキャンプに行くことが多い方は、オールシーズン対応と言われるテントをお勧めします。
2024年新カラーのモスグリーンが登場
ついに待望の新カラーがこのシリーズに加わりました、その新カラーはモスグリーン!
ガソリンランタンなどではコールマンの定番とも言えるグリーンカラーですが、昔ながらの明るいグリーンではなく、最近チェアーでも使われ出している今風の濃いめのグリーンカラーとして登場です。
このモスグリーンの見た目はかなりカッコよく、シルバーカラーでお馴染みのプラスシリーズはキャンプ場で他の人とよく被ることもあり、選択肢が増えたのはかなり嬉しいでしょう。
残念なのは、今はMDX+のみでの登場となり、LDX+にはモスグリーンモデルが無いところです。
パネルを閉めると見えるサンシャインロゴ
リビング側のパネルにはクラシックなサンシャインロゴがプリントされており、クローズ時に見えるようになっています。
このモスグリーンモデルはコールマンのオンラインストアと直営の昭島店限定のモデルとなっています。
まとめ
コールマンの大人気2ルームテントが、価格ほぼ据え置きで、使い勝手の良さそのままにエアーに進化しました。エアーになった進化点はワイドメッシュの採用や別売りのリバーシブルファンベンチレーションを使う事ででインナーテント内の空気の循環が飛躍的に向上しました。
どんどん暑くなる日本の夏のキャンプには欠かせないダークルームのテントになっています。
コメント