オガワの人気テント「ファシル」の良いところと悪いところをピックアップしてみました。
コンパクトで使いやすく、設営も簡単なのが人気な反面
思ったより中は狭くて低いといった意見が多いようです。
ファシルの良いところと悪いところを見てみましょう!
アイキャッチ画像出典 ogawa
ファシルの良いところ
設営がシンプルで高強度なポールパターン
ファシルはシンプルなクロスポール構造で、設営が簡単です。
また、2本のポールが並行してクロスしてるので強度にも優れています。
4本のメインポールが漢字の”井”の字になるように組み合わせるポールパターンが秀逸で、設営は非常に簡単。
かつ強度も高いバランスの良いポールパターンになっています。
生地にポールを通したら、ポールエンド6箇所をアシストクリップで固定しておきます。
2人で残りのポールを持ってテントを立ち上げて固定すればあとはテントが自立しますのでもう安心。
ポールは押して、スリーブは引く動作で立ち上げましょう。
残りは場所を決めてペグダウンするだけです。
4本のメインポールは同一サイズなのでどれがどこのポールなのか迷うことがありません。
テント設営に自信のない方でも迷う事なく設営ができます。
クロスポールが2本クロスしているので一気に4箇所の交点が生まれ、強度も確保。
設営時間が短縮できるとゆっくりキャンプを楽しむ時間が増えて良いですね。
シンメトリーなデザイン
左右対称(シンメトリー)のデザインを採用する事で、 見た目が他の2ルームには無い美しさを生み出します。
テントの前後がありませんので、キャンプサイトでテントの前をどこに持っていく等と迷う事がないのもシンメトリーの良いところですね。
インナーテントは吊り下げ式で、テントの左右どちらにも取り付けが可能。
インナーテント無しでシェルターとしての使用も可能ですので、キャンプスタイルの幅が広がります。
メッシュが多く高機能
テント全面に入り口や窓が有り8箇所がフルクローズ・フルメッシュが可能。
開放感が抜群で風通しも良く、夏場の使用も安心。
フルスカートですので冬場の使用も安心。オールシーズンに対応しています。
テント上部にはベンチレーションも完備。
ルーフフライ付きで日陰も濃く、結露対策もバッチリ。
テントに必須な機能はしっかり備えています。さすがogawa!
ちょうど良いテントサイズ
テント全長は495cmで幅は265cm高さが180cmと、やや小さめの2ルームテントになります。
ファシルのサイズ感的には3人家族や、デュオでの使用がメインになってくると思います。
インナーテントのサイズからも最大4名。3名が快適なサイズとなります。
4人家族の場合は大人が1人リビングでコット寝スタイルにするなどの工夫が必要でしょう。
よくアウトドア用品店で展示されているコールマンやスノーピークのエルフィールドなどの 2ルームテントを見て大き過ぎるなと感じた方にはファシルがピッタリのサイズ感となるでしょう。
テントがコンパクトな事でテントの総重量が13.6kgと通常のファミリーサイズの2ルームテントよりも軽量で持ち運びやすいです。
ファシルの悪いところ
ファシルの悪いと感じるところは、テント内が思ったよりも狭く感じたり、低く感じる事でしょう。
ここはファシルのサイズ感をしっかり理解して購入すれば大丈夫。
あとは冬場の使用時に生地が薄いことで寒く感じてしまうところでしょう。
75デニールの生地なので真冬は得意ではありませんね。
まとめ
ogawaのファシルは設営が非常に簡単なポールパターンを採用し、シンメトリーのデザインが美しく2ルームテントとしてはコンパクトなサイズで軽量なオールシーズン対応のテントとなっています。
子供がまだ小さく、設営が楽でちょっと小さめの2ルームが良いなと思っている方には最適で、また女性キャンパーにも軽さや設営が楽な事からも強くお勧め出来るテントになっています。
2ルームテントのメリットをより幅広いユーザーに届ける。ogawaのファシルが売れている理由はそこにありました。
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