TOKYO CRAFTSが新しくファミリー・グループ用の2ルームテントを発表。
2ポールシェルターの良いところである跳ね上げの多彩なアレンジをトンネル型の2ルームテントに取り入れた新作テント、ウィングフォートの特徴をチェックしていきましょう。
アイキャッチ画像出典 TOKYO CRAFTS
コンセプト
ウィングフォートのコンセプトは、2ポールシェルターが持つ多彩な設営バリエーションをそのままに、トンネル型の2ルームテントにすることで、2ポールテントの良さと、ドームテント+タープテントの良さを取り入れた2ルームテントの良さ、の良いところを手に入れたテントの進化した形を表現したテントになっています。
ドームテントとタープテントが組み合わさって2ルームテントに進化したように、2ルームテントも2ポールシェルターと組み合わさって進化した、そんなテントがウィングフォートとなっています。
アウターパネルアレンジ
ウィングフォートにはアウターパネルと言われる広く跳ね上げが可能なパネルが両面に配置されており、跳ね上げたままシェルターの窓を全て閉じることができる2重構造を採用しており、跳ね上げたキャノピーを片付けることなく窓を全て閉じる事ができ、就寝時の片付けの手間を省いてくれます。
跳ね上げに使用するキャノピーポールは別売りとなっています。
アウターパネルはサイドウォールを使用して少し広げた状態で、目隠し状態にしつつ下部より通気性を確保する事ができ、暑い時期に少しでも涼しくなるようにできます。
高い耐水圧と遮光性
天井部分には210Dポリエステルオックスの生地を使用し5,000mmの耐水圧と、遮光PU(黒)を施しており、遮光性と遮熱性を高めて直射日光から守ってくれます。
本体は75Dポリエステルタフタリップストップの生地で、耐水圧2,000mmと充分に高い耐水性を持っています。
インナーテント
インナーテントは幅275cm×奥行210cm×高さ195cmの最大で4人が就寝できるサイズとなっています。
前後の入り口に3箇所のベンチレーションと、機能面も充実のインナーテントですが、やや台形の形状をしており、大人用のインフレーターマットが4枚入らないサイズだと思われます。
最大4人での使用が可能とはなっていますが、小さいお子様を含めた4人ファミリーが限界のサイズと言えそうです。
フルスカート仕様
スカートは現在のトレンドとなるフルスカート仕様で、冬場はテント下部からの冷気の吹き込みを防ぎ、夏場はトグルで巻き上げて固定し、涼しい風を取り込む事が出来る仕様となっています。
商品スペック
- 材質本体/75D ポリエステルタフタリップストップ(耐水圧2,000mm)
- 天井/210Dポリエステルオックス 遮光PU(黒)(耐水圧5,000mm)
- メインポール/アルミニウム合金(A7001)
- サブポール/アルミニウム合金(A7001)
- ペグ大/スチール
- ペグ小/アルミニウム
- 収納ケース/420Dポリエステルオックス
- 重量 総重量/約18.3kg
- 幕本体/約9.2kg
- 生産国中国
まとめ
TOKYO CRAFTSの新幕ウィングフォートは、トンネル型の2ルームテントに、2ポールシェルターのキャノピーアレンジを取り入れた進化系2ルームシェルターで、快適なアウターパネルによるキャノピーアレンジと、オールシーズン使える仕様を備えながら価格を10万円切る価格に抑えた、エントリーファミリーにおすすめできるテントとなっています。
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