コールマン2024年の新作テント、タフドームⅥ/3025グレージュがリリースされました。
コールマンの得意とするドームテントとなっており、基本機能が充実した使いやすいテントとなっています。
タフドームⅥ(シックス)とナンバリングされている意味や、今までのテントと何か変更点があるのでしょうか?
気になる点を調べてみました。
アイキャッチ画像出典 coleman
Ⅵ(シックス)のナンバリングの意味は?
タフドームⅥ3025はⅥ(シックス)とナンバリングがあり、Ⅴ(ファイブ)の後継である事がわかります。
そのⅤとは、タフワイドドームⅤ/300の事で、タフワイドドーム300EXから続く、コールマンのファミリー向け定番ドームテントのシリーズとなっています。
ちなみにタフワイドドーム300EXから、タフワイドドーム300EXⅡ、タフワイドドーム300EXⅢ、タフワイドドームⅣ/300、タフワイドドームⅤ/300と続き、2024年にはタフドームⅥ/3025となってのリリースとなります。
やっぱり気になるのはタフワイドドームからタフドームに名前が変わっているところですよね?
数字の300も3025に変わっていたりとテントの仕様に大きな変化があったのでしょうか?
変更点を比較してみていきましょう。
タフワイドドームⅤ/300からの変更点
タフワイドからタフドームに
タフワイドシリーズと並行して、コールマンにはタフドームのシリーズもあり、今回ナンバリングがタフワイドからタフドームに移行しており、今後のメインはタフドームになるのかなと予想できます。
タフワイドドームはテント内の高さを高くしたワイドな室内が特徴で、インナーテントの高さは185cmもありました。
タフドームⅥはインナーテントの高さ175cmとなっており、タフワイドと比較して低くなっていますが、ライバルとなるアメニティドームMの150cmやランドネストドームMの160cmと比較しても充分な高さがあります。
コールマンのダークルームテクノロジーを採用した人気シリーズのエアー+(プラス)シリーズもタフドームエアー+3025とタフドームに採用されているところからも、今後はタフドームをドームテントのメインとして商品開発していくのでしょう。
サイズが300から3025に
タフワイドドームⅤ/300は、300cm×300cmのフロアサイズとなっており、3025は300cm×250cmとなります。
最近のコールマンのファミリー向けテントはインフレーターマットハイピークWが2枚丁度敷ける使いやすいサイズの3025を採用しています。
300×300だと、インフレーターマットを敷いてもやや余ってしまうスペースがあるので3025のサイズが最適解なのかもしれませんね。
ベンチレーションに変化
タフワイドドームⅤまでは、ベンチレーションにサークルベンチレーションを採用していました。
サークルベンチレーションとは、インナーテントの下部にあるベンチレーションから取り込んだ空気がテント内で暖まり、上昇して上部のベンチレーションから抜けていくという、空気循環のシステムです。
タフドームⅥ3025からはアドバンスドサークルベンチレーションシステムに代わり、別売りのメッシュハンガーとリバーシブルファンベンチレーションが取り付け可能となり、取り付けることでより多くの空気循環が可能となりました。
その代わりにインナーテント両サイドの下部にあったベンチレーションは廃止され、インナーテント入り口の下部を開けることで下からの空気を取り入れるシステムとなりました。
このアドバンスドサークルベンチレーションは、別売りのリバーシブルファンベンチレーションとメッシュハンガーを取り付けて初めて本領が発揮できるようになっており、ファン無しではサークルベンチレーションに劣ることになります。
時代に合わせてシンプルに変化
ドームテント全盛期に一世を風靡したタフワイドドームから、時代は2ルームテントの時代に移り変わりました。
ファミリーキャンプでは、ドームテントはタープとの組み合わせで使われる事が多くなり、寝室としての機能があれば充分と考える方が多くなってきました。
タフワイドドームよりもシンプルなタフドームの方が今のファミリーキャンプでのドームテントの用途として合っているのでしょう。
仕様・スペック
- 使用サイズ: 約450×300×180(h)cm
- 収納時サイズ: 約Φ24×70cm
- 重量: 約10kg
- 耐水圧: フライ/約2,000mm、フロア/約2,000mm
- 材質: 75D ポリエステル/68D ポリエステル/210Dポリオックス アルミ合金/FRP
- 付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
まとめ
2024年コールマンの定番ドームテントの新しいモデル、タフドームⅥ/3025は、タフワイドドームよりナンバリングされてきたⅤ(ファイブ)から、Ⅵ(シックス)を受け継ぎ、今のファミリーキャンプのスタイルに合ったメインのドームテントとしてリリースされました。
テント内の大きさよりも、よりシンプルに寝室としての役割を果たす、新しい定番のドームテントとなっています。
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