アルペンアウトドアーズが手掛けるオリジナルブランドで、その名もAlpenOutdoorsより発売されているオリジナルの2ルームテントAOD-3を、前作AOD-1との比較や、サイズ、機能などを徹底解剖!
AlpenOutdoorsブランドの第一弾テントAOD-1のリニューアル版となるAOD-3の特徴を見ていきましょう。
アイキャッチ画像出典 Alpengroup
大量のメッシュパネルが生み出す圧倒的な解放感
AOD-3最大の特徴はその圧倒的な解放感です。340cm×670cm高さ215cmの広いテントサイズに、ジオデシック構造でテント内の空間を広く確保。更には広いパネルを採用したテントの出入り口と豊富なベンチレーションで、室内でも圧倒的な解放感が味わえるテントに仕上がっています。
テント上部には大型の天井窓が付いており、風通し良く、天井のルーフを外せば光が差し込み、気持ちの良い空間を作り上げます。
テントの画像を見てもわかる通り、AOD-3には多くのメッシュパネルが使用されており、虫の侵入を防ぎながらも多くの風を取り入れる事ができ、外の景色も楽しみながら快適にテント内でくつろげるのが特徴のテントとなっています。
TC素材のルーフフライシート
AOD-3が他のテントと違う大きな点が、ルーフフライシートにTC素材を使用しているというところです。
通常ルーフフライシートは雨に濡れる部分でもあることから乾きやすいポリエステルの素材であることが通常ですが、TC素材の特徴でもある紫外線による劣化が少なく、結露にも強いところ、またTC素材の独特の柔らかな遮光性を活かすためにルーフフライシートにTC素材を使用しているのです。
これにより、ルーフフライシートを装着した状態のテント内は日陰が濃くなり、夏場の日中の暑さを和らげてくれる効果があります。
TC素材の特徴を活かした他にはない、面白い考え方のテントとなっています。
フルメッシュのブラックインナーテント
吊り下げ式のインナーテントには全面がフルメッシュのブラックインナーを採用しており、高い通気性と遮光性で暑い時期の寝室空間を快適にしてくれます。
このインナー生地には面白い特徴があり、クローズの状態でも内側からは外を薄っすら見ることができ、外からは中が見えないといった、カーテンに使用されているような工夫が施されています。
メッシュの状態にすると中の様子や、中から外の様子もよく見える仕様です。
夜は寝ている子供を見守りながら、大人はリビング側で安心してお酒を楽しんだり、消灯までの時間をゆっくり過ごせそうですね。
AOD-1からのリニューアルポイント
メッシュ部分を拡大
テント正面のメッシュ部分を拡大し、解放感と通気性を更に向上。
メッシュで閉じた状態でも風を取り入れやすく、テントの中からの視界も広くなりました。
窓を2箇所追加
フロント側の両面に窓を2箇所追加。更に通気性がUP!
フロント側は180℃メッシュにする事ができ、風向きにより風が通りにくいという事が減り、更に通気性が向上しました。
前後の入口を拡大
テントの前面と後面パネルの間口を拡大。テント内への出入りがし易くなりました。
マッドスカートを追加
テント全面に待望のマッドスカートが追加され、オールシーズン対応となりました。夏場はスカートを捲って固定しておくことが出来る仕様になっています。
スペック
- 素材:ポリエステル、TC
- テントポール素材:アルミ
- 使用時サイズ:L670×W340×H215cm
- 収納時サイズ:70×30×28cm ×2個
- 重量:約25kg
- 定員:4名
- 耐水圧:フライ/2000mm、TCルーフ/3000mm
- 生産国:ベトナム
まとめ
アルペンアウトドアーズのオリジナルテント「AOD-3」と「AOD-TARP」が販売開始されました。即完売した前作のAOD-1のリニューアルバージョンとして登場のAOD-3は更に通気性と解放感が向上し、オールシーズン対応になった事で、前作に引き続き即完売が予想されますので、気になった方はチェックしておきましょう。
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